今回レビューするのが Alldocube iPlay 60 Pad Pro。コスパの高さに定評があるAlldocubeの新モデルを、YouTubeで数多くタブレットを紹介してる私ヨーイチが、徹底レビューしていきます。画像は公式引用
Alldocube iPlay 60 Pad Proの価格
現在のAlldocube iPlay 60 Pad Pro価格
- ¥22,799 (Amazon)
サイズ感とディスプレイ
12.1インチサイズのAlldocube iPlay 60 Pad Proは、横幅約277mm、縦約80mm、厚みは7.4mmで重量は595g。12インチタブレットとしては標準的なサイズ。
ディスプレイには 2560×1600の高解像度パネル を採用し、 90Hzのリフレッシュレート にも対応。格安タブレットながら、ミドルクラス並みのスペックを備えている。最大輝度は 550nit で、屋内外でも十分な視認性が確保されているのも評価ポイント。さらに、初めから保護フィルムが貼られているので、フィルムを買い足す手間も不要だ。
ボタン配置と操作性
電源ボタンはタブレットを横置きにした際の左側面上部に配置され、その下に音量調整ボタン。一般的なボリュームアップ・ダウンの操作が可能で、カメラ近くの左上に配置されているため、縦持ちでも干渉しないのが良い。
また、右側面には USB-Cポート があり、充電速度を確認すると付属の充電器で 14W、より高性能な充電器を使うことで 23W まで対応。急速充電を求める場合は、40W以上の充電器を用意するといいだろう。

タブレットのスピーカー性能や対応Bluetooth
タブレットのスピーカーは 左右に2個ずつの計4つのステレオスピーカー を搭載。これまでのAlldocube製品は音質が弱点とされていたが、今回は改善されている。音の広がりも悪くなく、動画や音楽鑑賞に十分使えるレベルになっている。
ただし、ワイヤレスイヤホンを使う場合、対応コーデックが SBCのみ という点には注意が必要。高音質なAACやLDACが未対応のため、音質にこだわる場合は別の選択肢を検討したほうがいいかもしれない。
OSとUIの使いやすさ
OSは Android 14をベースにしたカスタマイズOS「Alldocube OS 3.0」 を搭載。操作性の向上を目指したUIで、デスクトップの下部には アプリのドック が配置されている。ここには5つのアプリを登録でき、その横には直近使用したアプリが並ぶ。
ナビゲーションは ジェスチャーナビゲーション を採用しているが、設定で 従来の3ボタンナビゲーション にも変更可能。フリーフォームウィンドウ機能を使うと、例えば Kindleを開きながら音楽アプリを操作 するなど、効率的な作業が可能になる。画面分割機能も搭載され、 YouTubeを見ながらネット検索 といった使い方も快適だ。
Widevine L1で高画質視聴OK
動画視聴に重要なWidevineのセキュリティレベルを確認すると、このタブレットはL1に対応。そのため、AmazonプライムビデオやNetflixなどのサービスで高画質視聴が可能です。

SoC・RAM・ストレージ
- SoC : Helio G99
- RAM : 8GB DDR4 + 拡張RAM 最大12GB
- ストレージ :128GB UFS規格
もし容量不足を感じる場合は 256GBモデル を選ぶのもアリだ。
ベンチマークテスト
各種ベンチマークを測定するとこれ位出ていて、普段使いには十分な処理性能を備えている。
- AnTuTu v10 : 約40万点
- Speedometer 3.1 : 4.67
SIMカード・対応バンド
4GのSIMカードにも対応し、日本国内では バンド1、3、8、28AB、41 の利用が可能。
ただし、 ドコモやauの800MHz帯(プラチナバンド)は未対応 のため利用場所によっては繋がりにくい可能性がある。この点を考慮すると ソフトバンク回線が最も相性が良い だろう。
タブレットのバッテリーと充電
バッテリーは 10000mAh の大容量
YouTube視聴を1時間行ったところ 12%の減少。大画面でもそこまで消費が激しいわけではなく、バランスの取れた持続時間になっている。
付属品は SIMピン、USB-Cケーブル(USB-A接続)、10W充電器 が含まれている。より速い充電を希望する場合は、 20W以上の充電器 を使うと快適に充電できる。
結論:Alldocube iPlay 60 Pad Pro
この価格帯の12インチのタブレットを探しているなら、最有力候補の一つ。
高解像度、90Hzリフレッシュレート、UFSストレージ、Widevine L1、改善されたスピーカー性能など、コスパの高さが際立ちました。

